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住友電気工業、自社運営プラットフォーム(OVGIP)を使ったEV充電実証実験開始

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)が運営しているプラットフォームを使い、アメリカ・Xcel Energy社と自動車メーカー4社によるEV(電気自動車)充電実証実験が2021年10月に開始しましたので、お知らせいたします。

近年、米国では、再生可能エネルギーによる発電比率の急激な上昇に伴う電力網の不安定化を防ぐため、新しい施策が次々と打たれています。その一つとして、EVの普及を想定し、EVバッテリーをスマートグリッドの一要素と捉え、系統安定化や送配電線の混雑緩和等に利用するOpen Vehicle-Grid Integration Platform(以下、OVGIP)プロジェクトが、米国の自動車メーカーにより立ち上げられました。

 

当社は、このOVGIPプロジェクトに最初期の2013年からソリューションプロバイダとして参画し、電力会社と自動車メーカーが持つ情報を集約するプラットフォームの構築と運営を行ってきました。このたび、このプラットフォームを活用し、Xcel Energy社が自動車メーカー4社(BMW of North America, Ford Motor Company, General Motors, American Honda Motor)とEV充電実証実験を行います。この実証実験では、当社運営のプラットフォームを介して通信されるデータおよび信号を使用して自動車メーカーによってEVの充電時間を遠隔管理し、ユーザーが電力需要の低い時間帯に充電することを促します。Xcel Energy社と自動車メーカー4社は、実験で得られた結果の評価と改善を行い、EVのさらなる普及に向けて、多くのユーザーが手軽にEV充電できる環境の構築を目指します。

 

当社はこれまで、エネルギーマネジメントやテレマティクスの分野での事業展開を進めてまいりました。このOVGIPプロジェクトへの参画を契機として、今後は、エネルギーとモビリティの融合領域におけるグローバルに展開可能な新しいサービスを実用化し、持続可能で、安心・安全で豊かで快適な暮らしの実現に向けて取り組んでまいります。

 

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システム構成

 

参照元:PRESS CUBE

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