日本精工、NSKの欧州主要拠点でグリーン電力を活用

日本精工株式会社(以下、NSK)は、欧州の主要工場などにおいて、グリーン電力を活用した体制を整備しました。

 

NSKは、欧州事業において2030年までにカーボンニュートラル(スコープ1+2)の実現を目指しており、2017年のドイツのムンダーキンゲン工場(軸受)を皮切りに、2018年1月からポーランドのバウブジフ工場(ステアリング)で、2020年1月からは同じくポーランドのキェルツェ工場(軸受)で、再生可能エネルギーで発電したグリーン電力を使用しています。

 

2021年9月に、英国のニューアーク工場(軸受やNSKリニアガイドTM)及びピーターリー工場(軸受)がグリーン電力に切り替えたことで、欧州の全ての主要工場でCO2の排出量の大幅削減※を可能にしました。

 

この他、ドイツにある統括拠点やテクノロジーセンター、オランダのディストリビューションセンターなどでもグリーン電力を使用しています。

 

※NSKの欧州最大の拠点であるキェルツェ工場では、2020年1月からの全面的なグリーン電力への切り替えにより、翌年にはCO2排出量を約65,000トン削減しました。

 

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

 

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

 

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参照元:PRESS CUBE