リコー、360度の空間をデジタル化するプラットフォームと実例を、JAPAN BUILD－建築の先端技術展－にて紹介

株式会社リコー（所在地：東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 CEO：大山 晃）は、「JAPAN BUILD－建築の先端技術展－」（2023年12月13日～15日、会場：東京ビッグサイト）に出展し、360度の空間を情報化し、もっとも効率的なビジネスを提供するためのプラットフォームと、実際の利用例を展示紹介しました。

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています。創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて人ならではの創造力の発揮を支え、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

建設業や建物維持管理業に向けて、空間データ作成・利活用AIソリューションの実証実験を2023年10月2日から開始。

カメラやレーザースキャナーなど光学デバイスから取得した点群と、360度画像を自動的に位置合わせしてつなぎ、既存の建物の内部構造を3次元復元した上でバーチャル空間として再現。Webブラウザやタブレット端末でも閲覧が可能となり、遠隔地の関係者とも即時に共有できます。

また、建物に含まれている壁や床、椅子や机などの什器をAI技術により自動分類できることから、備品の台帳と紐づけることで効率的に建物の維持管理が行えます。

今回の実証実験では、有償でお客様の現場の撮影代行、データ処理、Webビューアーへのアップロード、備品台帳とデータの紐づけまでをワンストップでリコーが担当。
建設現場における遠隔での情報共有や、建物維持管理業をはじめとした建物の現場に課題を抱えるお客様にお使いいただくことで価値検証を行います。

リコーが培ってきた光学技術やソフト・AI技術を通じて、建物を簡易にデジタル管理可能にし、建設・維持管理業務の変革を目指します。

https://www.ricoh.co.jp/special/building-digital-twin