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SWCC、グループ会社TOTOKUと共同出展、世界的な需要拡大が見込まれる電動車「xEV」向け製品を、人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMAで紹介

SWCC株式会社(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役 CEO 社長執行役員 小又 哲夫)は、「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」(2025年5月21日~5月23日、会場:パシフィコ横浜)にSWCCのグループ会社である株式会社TOTOKUと共同出展し、SWCCが持つ素材技術とTOTOKUが持つ加工技術を活用し、世界的な需要拡大が見込まれる電動車(以下「xEV」)向け製品の展示紹介をしました。

SWCC株式会社とは

SWCCグループは、1936 年の設立以来、社会インフラを支える電線・ケーブルメーカーとして社会イノベーションを促進し、グローバル社会の発展に貢献してまいりました。現在は、SWCCパーパス「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」の下で、構造改革のさらなる積み上げ(“Change”)と成長フェーズへの移行(“Growth”)の二つの戦略を軸とする中期経営計画「Change & Growth SWCC 2026 ローリングプラン 2024」に取り組み、エネルギー・インフラ事業を中心に高い成長を続けており、2030 年度には「SWCC VISION 2030」で掲げるソリューション提案型の価値創造企業になることを目指しております。

株式会社TOTOKUは、2023 年4月に、カーライルの下で第二の創業として、社名を東京特殊電線株式会社から株式会社TOTOKUへと改め、グローバルニッチ企業および電子部品会社への変容を目指して再スタートしました。その挑戦にあたって、TOTOKUは、半導体検査装置分野、モビリティ分野、さらにはAIサーバ分野を成長分野とし、「細く、軽く、小さく」を実現する独自の技術とノウハウに基づく高い競争優位性を有する製品群を抱えており、今後も高い成長が見込まれます。

SWCCは、このたびTOTOKUをグループ会社へ加えることにより、従来の素材中心の提供から、今後はTOTOKUが持つ加工技術を活用し、より川下への製品提案を展開します。モビリティ、半導体といった両グループの成長領域において技術開発、製造、営業・マーケティング等に係るリソースを融合させることで、さらなる事業の拡大を目指します。

主な出展製品
耐熱・耐火車載用被覆付き平角線(バスバー)
冷却ケーブル
車載用マグネットワイヤ
リッツ線コイル
車載ヒータ線 等

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xEV向けバスバー用「耐火被覆付き平角線」

「耐火被覆付き平角線」は、素材に銅純度99.99%(4N)以上の高機能無酸素銅「MiDIP®(ミディップ)」を使用することで高い加工性や導電性を有しております。加えて、衝撃や過剰な充電によって異常発熱が生じる「熱暴走」により、発火の恐れがあるバッテリー内部(1100℃の火災環境)で 30 分間耐える性能を持つ、絶縁構成となっており、もしものときに安全なxEVを実現します。
今回の展示では、次世代xEVへの実装を国内OEM各社、Tier1各社へ提案してまいります。

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冷却ケーブル「RUOTA®

本製品は、フッ素樹脂を用い長手方向に均一な空隙を成形し、そこに水や空気などの冷媒を通すことで電線の冷却を可能にします。また、細く、軽い点が特長です。特に高い電気容量が求められるxEV分野においては、その冷却性能で高い発熱量に対応した製品ニーズの獲得を目指します。

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車載用マグネットワイヤ/車載ヒータ線

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リッツ線コイル

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出展社詳細
出展社 SWCC株式会社
住所 〒210-0024
神奈川県川崎市川崎区日進町1-14
JMFビル川崎01
URL https://www.swcc.co.jp/
展示会詳細
展示会名 人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA
展示会概要 世界に向けて最新技術・製品を発信ー自動車技術のための国内最大の技術展
会 期 2025年5月21日(水)~5月23日(金)
会 場 パシフィコ横浜
住 所 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
主催者 公益社団法人自動車技術会