
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、エネルギー業界が大きな変革期を迎えている。その未来を先取りする世界最大級の新エネルギー総合展「第24回 スマートエネルギー WEEK【秋】」が、2025年9月17日から19日の3日間、幕張メッセで開催される。
本展示会は、水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッド、洋上風力発電、そしてCO₂の回収・利用・貯留技術(CCUS)まで、再生可能エネルギーに関するあらゆる技術が一堂に会する一大イベントだ。主催のRX Japanによれば、500社が出展し、42,000人の来場者を見込んでいる。
今回の開催で特に注目すべきは、未来を担う4つの最先端技術だ。
一つ目は、究極のクリーンエネルギーとして期待される「核融合発電」。日本発の革新的な技術を持つスタートアップなどがその進捗を公開する。二つ目は、日本の地理的条件に適した次世代技術「浮体式洋上風力」。国内外の専門家によるセミナーも予定されている。
三つ目は、CO₂を資源として再利用する「CCUS技術」。三菱重工業やENEOSといった業界トップ企業が出展し、最新の取り組みを紹介する。そして四つ目は、都市部でのエネルギー創出の鍵となる建材一体型太陽光発電「BIPV」。パナソニックホールディングスなどが登壇するカンファレンスも開催され、建築とエネルギーの未来像が示される。
RX Japanは、「エネルギー転換の最前線を体感し、新たなビジネスチャンスを掴む絶好の機会。業界関係者はもちろん、未来のエネルギーに関心のある多くの方に来場いただきたい」と述べている。
展示会詳細
展示会名 | 第24回 スマートエネルギー WEEK【秋】 |
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会 期 | 2025年9月17日(水)~19日(金) |
会 場 | 幕張メッセ |
住 所 | 〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1 |
主催者 | RX Japan株式会社 |