MHPSの次世代火力発電技術

三菱日立パワーシステムズ株式会社

《 第2回<次世代>火力発電EXPO(スマートエネルギーWeek 2018内) 》

未来につながる発電技術で新たな領域へ
三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)は、2014年2月1日に三菱重工業株式会社と株式会社日立製作所が両社の火力発電システム事業を統合し誕生した会社です。 火力発電プラントの主要機器の開発、設計、製作、建設、試運転からサービスまで、すべての工程を自社技術で行うことが可能であり、火力発電システム分野・環境技術分野における世界のリーディングカンパニーを目指しています。

GTCC ガスタービン・コンバインドサイクル 発電プラント
複合発電による高効率エネルギーを供給

MHPSの製品のひとつであるガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント(GTCC)は、世界最高のレベルの効率で、温室効果ガスの排出を抑えながら安定した電力を供給しています。また、石炭ガス化複合発電プラント(IGCC)、汽力発電プラント、地熱発電プラント、総合排煙処理システムやデジタルソリューションMHPS-TOMONI®などを活用した各種提案を通じクリーンな電力供給に貢献しています。MHPSは、自社技術を通じて、世界の電力需要に応えるとともに地球環境改善に取り組んでいきます。

■ 世界最高水準の発電効率  
64%以上 (LHV)

■ 幅広い出力レンジ     
4-128万kW級

■ 複合サイクル発電プラント 
On Grid実証設備

■ CO2排出量 
約50%減 対 従来型石炭焚き火力発電


GTCC 発電プラント 複合発電による高効率エネルギーを供給
GTCC 発電プラント 複合発電による高効率エネルギーを供給 1GTCC 発電プラント 複合発電による高効率エネルギーを供給
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展示会みどころ
■ ガスタービン最先端技術の粋が集結したMHPSのガスタービン
次世代ガスタービン M501JAC / M701JAC

■ 最新鋭のJ形ガスタービンでは、タービン入口温度1,600℃級で世界最大・最高効率を達成
J型ガスタービン

■ SOFC-MGT ハイブリッドシステム
個体酸化物形燃料電池 HYBRID-FC 250

■ 発電向けデジタルソリューション
MHPS-TOMONI®

■ IGCC 石炭ガス化複合発電所
世界最高水準の発電効率48%LHV

ガスタービン
最先端技術の粋が集結したMHPSのガスタービン

ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント(GTCC)の核となるガスタービンには、最先端技術の粋が結集されています。MHPSは、長年にわたりガスタービンの開発に取り組み、最新の空力設計技術、冷却設計技術、材料技術などを融合して高効率・高信頼性を実現する数々の製品を生み出してきました。最新鋭のJ形ガスタービンでは、タービン入口温度1,600℃級で世界最大・最高効率を達成するなど、常に世界をリードしています。

世界最大、世界最高効率の次世代ガスタービンの開発
次世代ガスタービン M501JAC / M701JAC

世界最大、世界最高効率の発電機器の開発、業界をリードする発電効率64%、コンバインドサイクル発電出力57.5万kw(60Hz)、高信頼性99.5%を確保する。

次世代ガスタービン画像 2
次世代ガスタービン M501JAC ・ M701JAC
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J型ガスタービン
MHPSの環境ソリューション技術は水素社会の実現を牽引します
未来は現実に
水素燃料技術の確立

MHPSは30万~70万kWの大型ガスタービン向けの新たな燃料器技術を開発しました。

■ 拡散燃料器で水素100%専燃

■ DLN燃焼器で水素30%混焼

改造範囲の最小化

燃焼器を更新することで、天然ガスから水素への燃料転換が可能です。

発電が需要を牽引

水素ガスタービンの開発をすることで火力発電事業者の水素利用活用に向けた需要を喚起します。水素ガスタービン1基の水素使用量はFCV30万台に相当します。

大型高効率ガスタービンで水素30%混稔燃試験に成功
発電時のCO2排出削減に貢献
■ 従来の天然ガス火力発電所に比べてCO2排出量を10%低減

■ NEDO助成事業により開発した燃料器などで安定的な燃焼およびNOx低減を実現


MHPSの環境ソリューション技術は水素社会の実現を牽引します
MHPSの環境ソリューション技術は水素社会の実現を牽引します1-2MHPSの環境ソリューション技術は水素社会の実現を牽引します
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SOFC-MGT ハイブリッドシステム

高効率な業務・産業用の燃料電池(SOFC)を実用化しました。お客様の工場・ビルからのCO2排出を削減し、低炭素社会の実現に貢献します。

■ 燃料を燃焼せず、燃料電池で直接電気に変換する高効率な発電設備

■ マイクロガスタービンでも発電し、燃料を有効活用

■ マイクロガスタービンの排ガスから、蒸気 / 温水を回収

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SOFC-MGT ハイブリッドシステム
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個体酸化物形燃料電池 HYBRID-FC 250

SOFCハイブリットシステム
SOFCハイブリッドシステム2SOFCハイブリットシステム
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MHPS Digital Solutions TOMONI
MHPS-TOMONI®

お客様の多様な環境、課題やニーズに合わせ、お客様と共に価値創造を実現する発電向けデジタルソリューションです。

TOMONI画像
MHPS Digital Solutions TOMONI MHPS-TOMONI®

MHPS Digital Solutions TOMONI
MHPS-TOMONI®
MHPS-TOMONI3MHPS Digital Solutions TOMONI
MHPS TOMONI®
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IGCC 石炭ガス化複合発電所

MHPSの次世代発電システムである石炭ガス化複合(IGCC)発電所は、石炭をガス化し、コンバインドサイクル発電(GTCC)と組み合わせることにより、発電効率と環境性能の飛躍的な向上を実現させました。複合発電設備では、精製ガスを燃料としてガスタービンで発電を行い、さらにその燃料排ガスの熱を排熱回収ボイラ(HRSG)で回収し、蒸気を発生させ、蒸気タービンでも発電します。

■ 世界最高水準の発電効率
48%LHV

■ 低品位炭の適用が可能
炭種適合性

■ 低NOx、低SOx、低ばいじん濃度
高い環境特性

■ 従来型石炭焚き火力発電に対してCO2排出量
15%減

MHPS IGCCの特長
■ 高い発電効率

■ 高い環境特性

■ 幅広い石炭に適用可能

IGCCはシステムの高効率化により、従来型石炭火力発電と比較して10%-15%プラント効率が高く、それに伴いCO2排出量も10%-15%低減されます。また温排水量を約3割低減できます。従来型石炭火力発電の場合、灰はフライアッシュとして排出されるのに対し、IGCCではガラス状のスラグとして排出されます。同じ重量で比べると、スラグの容積はフライアッシュの半分以下で、ガラス状のためセメントの原材料や路盤材等として有効利用することができます。
従来型石炭火力発電では、スラッキングやファウリング防止のため、灰融点の低い石炭は適用が困難でしたが、IGCCではガス化炉で灰分を溶融して排出しますので、灰融点の低い炭種に適しており、これまで発電には使用困難な石炭も使用可能となります。

IGCC画像
IGCC 石炭ガス化複合発電

MHPS IGCC石炭ガス化複合発電所
IGCC石炭ガス化複合発電所 4.MHPS IGCC石炭ガス化複合発電所
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展示会詳細
展示会名

第2回<次世代>火力発電EXPO(スマートエネルギーWeek 2018内)

会 期 2018年02月28日(水)~2018年03月02日(金)
会 場 東京国際展示場(東京ビッグサイト) 
展示会カテゴリー 環境・エネルギー 
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
主催者 リード エグジビション ジャパン(株)
URL http://www.thermal-power.jp/
備 考
共同出展企業詳細

URLhttp: http://www.mhps.com/jp

出展社 三菱日立パワーシステムズ株式会社
住 所 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番1号 三菱重工横浜ビル