谷沢製作所、遠隔支援向けウェアラブルカメラ「U-BOX AT」を紹介【ウェアラブルEXPO】

株式会社谷沢製作所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:谷澤和彦)は、「第8回 ウェアラブルEXPO」(2022年1月19日~21日、会場:東京ビッグサイト)に出展し、簡単操作で現場と隔地での円滑なコミュニケーションを実現するウェアラブルデバイス『U-BOX AT』の実機を展示しました。
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出展の背景

近年は作業現場の人手不足問題や働き方改革により作業の効率化や時間・費用を含めたコスト削減が課題になっています。さらに、新型コロナウイルスの蔓延によって人数制限や出張の自粛など、これまで通りの作業ができない状況が増加しています。

こうした現場のニーズに応え、ウェアラブルカメラを装着した作業員と隔地の事務所にいる管理者とのリアルタイムコミュニケーションを実現する遠隔支援向けツール「U-BOX AT」を開発し、今回出展しました。

そのほか、各種安全見守りソリューションとして熱中症対策製品などの体調管理サービスも出展し、作業現場の総合的な遠隔管理を実現するラインアップでご紹介しました。

谷沢製作所とは

株式会社谷沢製作所は、国内で初めて産業用ヘルメットを製造・販売し、ヘルメットの国内トップシェアを誇るメーカーです。働くすべての人の安全のために、幅広い角度からの商品開発に努めてきました。

メインである産業用ヘルメットや安全帯・フルハーネスをはじめとして、建築工事や工場のクレーン作業のための「携帯無線機」、トンネル工事の環境改善に貢献する「風管」、保護帽の収納に最適なエコマーク認定の「エコラック」等、現場の声を集めた多種多様な製品を手掛けています。また、「かるメット」や「軽量安全帯」など、作業者の負担軽減や女性の職場進出に対応した保護具のコンパクト化と軽量化、フィット感の改良を推進しており、時代の要求に応える努力を惜しみません。

そんな”安全屋の視点”から、新時代の遠隔臨場ウェアラブルデバイス「U-BOX AT」が開発されました。「U-BOX AT」は、作業者が装着した堅牢性の高いウェアラブルカメラで撮影される映像を遠隔へリアルタイム配信できるツールです。現場のお客様の声をもとに設計され、非常に簡単な操作で現場の状況を管理者側と共有できます。

出展製品の詳細1:「U-BOX AT」

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軽量のバッテリー内臓型通信端末で、ヘルメット装着型Webカメラで撮影した「映像」と「音声通話」にて、作業現場の状況を遠隔地にいる管理者にリアルタイム配信できます。本社や事務所からはもとより、働き方改革によるモバイルワークや、昨今の在宅でのテレワークの環境下においても、遠隔地の状況把握が可能となりますので、作業管理の効率化と合理化の観点からもお役立ていただけます。

<特徴>

・バッテリーを内蔵し、小型軽量化を実現。胸ポケットに入るコンパクトサイズ。
・ヘルメットひさし装着型カメラを採用しており、アタッチメントでの簡単な取付けで、作業者の目線に近い映像の取得と作業員のハンズフリー化を実現。
・ヘッドセット(スピーカ・マイク)を使った音声通話が可能。
・作業者側は機材を接続後、『U-BOX AT』本体の電源を入れるだけの簡単操作。

〇製品概要およびシステム構成の詳細につきましては、下記URLよりご確認ください。
https://www.tanizawa.co.jp/useries/

☆弊社では、実機持参でのデモンストレーションおよび実際の現場でご試行頂けるデモ機材のお貸し出し(1週間)を承っております。是非、お気軽にご用命ください。

出展製品の詳細2: U-BOX AT Windows版 Web会議モデル 

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「U-BOX AT」本体に普段お使いのWeb会議システムをインストール。管理者側からミーティングのリクエストを送ると、自動で応答しWeb会議に参加します。
Web会議システムのアカウントと通信手段(モバイルルーターなど)を用意すれば、機材の購入のみ(月額費用0円)で利用できます。

Web会議システムの利活用が可能であることから、国土交通省 大臣官房技術調査課より策定された『建設現場の遠隔臨場に関する試行要領(案)令和3年3月』における「遠隔臨場に使用する機器と仕様」の条件を満たす製品となり、国土交通省や自治体発注の工事での利用も可能となります。

出展製品の詳細3:U-BOX AT Linux版 専用クラウドモデル

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静止画連続配信により、高画質映像を安定して配信できます。
管理者側は、ブラウザで映像を閲覧するため専用ソフトのインストールなどは必要ありません。

出展製品の詳細4:Wearable Connect

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「脈拍による体調管理・転倒検知・位置情報の把握」を活用し、従業員の「健康」と「安全」を見守り「安心」を提供する、ウェアラブル端末とクラウドを活用したスマートウォッチ型のIoTソリューションです。現場作業員の熱中症対策や安全見守りに効果的なソリューションで、現場作業員が安心して業務に集中できる環境を構築できます。

今後の展望

谷沢製作所は、”人の命を守る”を理念に製品開発を進めて参りました。
今後も全ての人の安全・安心をサポートするとともに、業務改善に役立つ製品・ソリューションをご提案して参ります。

出展社詳細
出展社 株式会社谷沢製作所 新規事業部
住所 〒104-0041 東京都中央区新富2-15-5
TEL 03-3552-8322
URL https://www.tanizawa.co.jp/
お問い合わせ umet@tanizawa.co.jp
展示会詳細
展示会名 第8回 ウェアラブルEXPO
展示会概要 産業用ロボット(組立,溶接,搬送,研磨,バリ取り,ロボットシステム/SI),サービス用ロボット(介護,受付,運搬,清掃,警備,アシストスーツ),ドローン/ドローンソリューション,開発技術(知能化技術/AI,駆動技術,センシング技術,制御技術,各種部品・材料,IT) など
会 期 2022年1月19日(水)〜1月21日(金)
会 場 東京ビッグサイト
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1
主催者 RX Japan株式会社 (旧社名: リードエグジビションジャパン)
URL https://www.wearable-expo.jp/ja-jp.html/