コスモ石油ルブリカンツ、高い熱伝導性と柔らかく塗布性に優れた「放熱グリース」などを第38回 ネプコンジャパンにて紹介

コスモ石油ルブリカンツ株式会社(所在地:東京都港区芝浦1-1-1 、代表取締役社長:工藤 孝浩)は、「第38回 ネプコンジャパン」(2024年1月24日~26日、会場:東京ビッグサイト)に出展し、「放熱グリース」などを展示紹介しました。

コスモ石油ルブリカンツ株式会社とは

コスモ石油ルブリカンツ株式会社は潤滑油・グリースの専業会社です。独自の研究開発部門と生産部門を持ち、高度な技術を駆使して、安全で環境にやさしい商品を作っています。
お客様のあらゆるニーズに提案力・技術力・サポート体制のワンストップ体制で応え新たな価値を生み出します。

放熱グリース

コスモサーマルグリースは放熱材料(TIM)の一種であり、非硬化型の放熱ペーストです。
発熱体と放熱部品の隙間を埋め、接触熱抵抗を低減することで発熱体の冷却を促進させることができます。

特徴

①高い熱伝導性
下図は部品を発熱させた際の基板温度上昇量を可視化したものです。
サーマルグリースは密着性の高いペースト状のため、高い放熱性を示します。

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②柔らかく塗布性に優れる
コスモサーマルグリースは数10μmまで薄く広げることができます。
同等の熱伝導性の固いペーストと比較して、反発力が小さいため、周辺部品へのストレスが小さくすみます。

③シリコーンフリー
シリコーン系材料を使用していないため、電気接点障害の要因となる低分子シロキサンが発生する危険性がありません。

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■放熱材料に関する詳細な情報はこちら(PDFをダウンロードできます)
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ギャップフィラー

コスモサーマルギャップフィラーは、放熱材料(TIM)の一種であり、硬化型の放熱ペーストです。
放熱グリースと同様に、発熱体と放熱部品の隙間を埋め、接触熱抵抗を低減することで発熱体の冷却を促進させることができます。
ペースト状で塗布できるため、デバイス設計思想に応じて任意の厚さに調整できます。
コスモサーマルギャップフィラーは、シリコーン系材料を使用していないため、電気接点障害の要因となる低分子シロキサンが発生する危険性がないという特長があります。
ユーザーの使い方に合わせ、一液加熱硬化タイプと二液非加熱硬化タイプの2種類を開発、展示していました。

MR流体

MR(Magneto-Rheological)流体は外部からの磁界に応答して、流動特性が変化する流体です。
コスモ石油ルブリカンツでは、ダンパーやブレーキ、制振装置への使用を想定したMR流体を開発、紹介していました。
磁界の強さを変化させることにより、降伏応力の大きさを制御できるので、この性質を利用したダンパーやブレーキなどへの応用が進んでいます。

■MR流体に関する詳細な情報はこちら(PDFをダウンロードできます)
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出展予定
TECHNO FRONTIER2024

日程:2024年7月24日(水)~26日(金)
会場:東京ビッグサイト
URL:https://www.jma.or.jp/tf/

出展社詳細
出展社 コスモ石油ルブリカンツ株式会社
住所 〒105-0011
東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング7階
URL https://www.cosmo-lube.co.jp/
展示会詳細
展示会名 第38回 ネプコンジャパン
展示会概要 エレクトロニクス機器の多機能化・高性能化を支える世界最先端の電子部品・材料や製造・実装・検査装置、1900社が出展。
今回より市場が益々拡大するパワーデバイス・パワーモジュールの専門展が誕生します。
国内外のエレクトロニクス、半導体・センサ、電子部品、パワーデバイス・モジュール、自動車・電装品メーカーの方々にとって必見です。
会 期 2024年1月24日(水)~1月26日(金)
会 場 東京ビッグサイト
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
主催者 RX Japan 株式会社